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白百合クラブの音楽

白百合クラブはレパートリーとして八重山民謡も数多くこなしますが、けして民謡バンドではありません。むしろ彼らを特徴づけているのは懐かしの昭和歌謡の数々。もちろん彼らの全盛期には、どれも最新のヒットソング。バイオリンやマンドリン、アコーディオンなどの洋楽器を駆使して、当時としてはハイカラな音楽を演奏していたのです。

苦心の楽曲集

また彼らが苦心したのは楽器だけではありませんでした。レパートリーの流行り唄を収集するのもすべて手作業です。ラジオで流れてくる歌を一人が歌詞を書き取り、もう一人がメロディを採譜する。しかも、音符を書いている時間はないので、すべて数字にして書き込んでいきました。耳で聞いた音を、その場で書き写していくのです。今で言う絶対音感!ただし、そこは南国育ちの白百合クラブ。一筋縄ではいきません。彼らの歌は、すべてが白保調ヘと変化していったのです。

白保調とは?

白百合クラブの歌う日本生まれの昭和歌謡は、どれも少しだけアップテンポになり、マイナーコードがないので明るい調子に変化しています。つまりどんなに悲しい曲でも踊れる楽曲へと変化してしまう。それが俗に言う白保調。彼らの生まれ育った白保の歌いかたなのです。正しい歌唱法に捕らわれることなく、自分らしく歌う。そういうスタイルを気張ることなく続けてきた彼らのメロディは、聴く物を大らかな気持ちでにつつみこんでいくのと同時に、白保という土地の文化を伝えてくれるのです。

オリジナルの歌

彼らのテーマソング『ぼくらのクラブ』は白百合クラブのテーマソング。その他にもいくつかのオリジナルソングを白百合クラブは作ってきました。これは創始者の一人である多宇 郊(たう こう)さんの手によるもので、多宇さんは楽器の演奏はもちろん、作詞作曲にたけた人でしたが、残念ながら64歳の若さで亡くなっています。

映画の中で流れる名曲

映画の中で流れる昭和の名曲。白百合クラブのレパートリーのごく一部をご紹介します。>>ココ

白保と百合ヶ浜

白百合クラブのホームグラウンドの白保は、石垣島の東側に位置する小さな集落です。目の前に広がる海には、美しいサンゴ礁を擁することでも世界的に知られています。また昔からの豊かな芸能文化を守り続けていることでも知られ、多くの唄者を輩出してきました。白百合クラブはそんな集落に育てられてきたのです。

(c)白百合プロジェクト  写真:岩根愛
メール:lily@shirous.com
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