ホーム || 作品リスト || 関連商品 || English Site

作品リスト Film List of OFFICE SHIROUS

20世紀ノスタルジア

Photo

1997年 / 35mm / 93分 / color

監督:原 将人

出演:広末涼子、圓島 努、多田亜沙美、根岸吉太郎、余貴美子

STORY

「僕、宇宙人なんだ」。ある夏、不思議な少年・徹(圓島)に出会った杏(広末)は、徹と共に"滅亡に向かう地球人"をテーマに、東京の様々な表情をビデオに収めた映画を作り始める。撮影が終わり、徹との間に不思議な絆が生まれかけた時、しかし徹は姿を消す。「何故?」悩みながらも一人編集を続ける杏。そんなある日、杏は徹の部屋で一本のビデオテープを見つける。そこに映し出されていたものは…。

解説

言わずと知れた広末涼子の映画デビュー作。500人にも及ぶオーディションの中から選ばれた彼女は当時14歳。幾つかのCMやドラマに出てはいたが、まだまだ“知る人ぞ知る”という存在でした。しかし当時からその存在感と輝きは圧倒的で、監督・スタッフ一同文句ナシで、広末涼子という少女にすべてを賭けました。

'95年の8月にクランク・イン。しかし諸々の事情から中断を余儀なくされ、撮影が再開されたのは'97年の1月でした。ところがこの間に広末涼子が大々々ブレイク! 国民的アイドル「ヒロスエ」になっちゃっていたのです。スタッフ一同「やっぱり俺たちの目に狂いはなかった!」と胸を張りましたが、「…ところで、こんなんなっちゃって、彼女スケジュールとれるんだろうか」と新たな問題も発生します。

しかしこの作品に賭ける想いは広末も同じで、超過密スケジュールをヤリクリしてハードな撮影に挑んでくれました。「最初に出会った時のピュアな空気をもったまま、しかし女優として大きく成長していた」一年半ぶりに広末に再会した原監督はその時の印象をこう語り、類い稀な才能と輝きを放つ少女を『女優菩薩』と称しました。

監督の原将人は、'70年代以降のインディーズ映画界に圧倒的な影響を与えた映像作家で、一部のコアな映画ファンにとっては正しき意味での“カリスマ”なのであります。常に商業主義に背を向けていた(商業主義にソッポを向かれていた、という言い方もアリです)原将人と、アイドル中のアイドル「ヒロスエ」の大いなるミスマッチはスタッフにとっても息を飲む対峙でしたが、奇跡の相乗効果か運命の出会いか、とても不思議で魅力的な映像詩を生み出したのです。

ホーム || 作品リスト || 関連商品 || English Site

©2003 OFFICE SHIROUS
※このサイトからの無断転載を禁じます。

その他の作品紹介